江戸川区南葛西は都内有数の新興住宅地。都心へのアクセスが容易な上に、子育てがしやすい環境とあって、界隈には多くのファミリー世帯が暮らしています。そんな南葛西エリアで、区民の憩いの場となっているのが「江戸川区総合レクリエーション公園」です。とりわけ「なぎさポニーランド」は、ポニー乗馬体験が無料で楽しめる人気スポット。園長を務める朝比奈正子さんと技能長の安藤麻子さんに、エアリーシェードを導入したきっかけと意義をうかがってみました。
「ポニー乗り場の前で順番を待つ子ども達のために、以前はスタッフが鉄パイプを組み上げ、寒冷紗を張ったハンドメイドの日よけを立てていました。しかし、このスペースは当園の顏ともいえる場所です。常々キチンとした日よけを整備したいと考えていました。その後、区の職員の方々から提案があり、エアリーシェードが設置されることになったんです。」
「正直、『本当に涼しいのかしら?』と心配していたんです。ところが、お天気のよい日にエアリーシェードの下に立ってみたら、すぐにそれが取り越し苦労だとわかりました。日陰ができているのに風が通り抜けて気持ちいいんです。これなら暑い日中に列を作って、ワクワクしながら乗馬体験を待っている子ども達にも安全・安心。やさしい環境づくりが実現できたと思いました。」
「一長一短、それぞれにメリットとデメリットがあるんですよ。テントは日射しをしっかり遮るものの、思いのほか内部に熱がこもってしまいます。葦簀は日射しを程よくやわらげてくれますが、風雨が激しい荒天時や腐食に弱いのが悩みのタネ。台風の翌日など、傷んだ柱を修理しなければならないことがありました。藤棚も花が咲いている時期はとてもキレイなのですが、やっぱり植物ですから日々のケアが大変です。」
「晴れた日には、ユニットを通して降り注ぐ陽光が、通路に美しい幾何学模様の陰を落とします。そこに、風に揺れる自然木の木漏れ日がゆらゆらと重なって、なんともいえない空間が生まれるんですね。
私はその様子を眺めているのが大好きで(笑)。緑いっぱいの公園の中にあっても違和感なく溶け込んでいるエアリーシェードは、いまやここを訪れる人々の目を楽しませる風景の一部になっています。」
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